「ピースを見つける」シリーズは、
頑張れてしまうあなたが、
自分の人生の主人公として、
物語の中心に戻るために必要なピースを、
お伝えするシリーズです。
この記事で分かること:実は私たちは、目の前の現実そのものではなく、頭の中で「どう受け取ったか」の「解釈」に反応して、気持ちが変化する仕組みを持っています。同じことが起きても、人によって見えている世界がまったく違うのは、そのためです。その仕組み「脳の癖」を一緒にみていきます。
人の心はなぜ、“すれ違う”のか
誰かの表情がフッと少し曇っただけで、
「あれ、私、何か気に障ること言っちゃったかも…」と
心がキュッと不安になってしまう人がいます。
その一方で、
「機嫌が悪いからといって、気を遣わせる様な態度をしないで」と
モヤモヤ、怒りを感じる人もいます。
さらに、
「あの人って、いつも感じが悪い人なんだよね」
と心の中で決めつけてしまう人もいるでしょう。
目の前で起きた出来事は1つなのに
どうしてこんなにも
心の反応が違ってしまうのでしょうか。
現実ではなく“解釈”に反応している
実は私たちは、
目の前で起きた出来事そのものに
傷ついたり怒ったりしているのではありません。
心が反応しているのは、
その出来事を、頭の中で「どう受け取ったか」「解釈」
というフィルターの部分です。
つまり、
事実
↓
解釈(認知のフィルター)
↓
感情(ワクワクやモヤモヤ)
↓
行動
の、流れが常に起きています。
「解釈」の仕方が、人によってそれぞれ違っているのです。
私はこれを、その人が持つ「脳の癖」と呼んでいます。
よく、
「人は、見たいように世界を見ているんだよ」
と言われるのも
まさにこの「脳の癖」のフィルターが
あるからなんですね。
「脳の癖」があなたの世界を創っている
「脳の癖」は、私たちの頭の中で
無意識に働いてくれる自動反応です。
同じ現実を見ているはずなのに、
まるで見える世界がガラリと違っているのは、
一人ひとり、持っている「脳のクセ」が違うから。
そして、
大切な人との関係で悩んでしまったり、
「変わりたいのに、どうしても変われない……」
という悩みの根本にも、
この愛おしくも厄介な
「脳の癖」が隠れているのです。
よくある3つの「脳の癖」
「脳の癖」は1人1人異なるものになりますが
多くの方に共通するパターンもあります。
今回は代表的な3つを紹介します。
白黒思考
良いか悪いか、正しいか正しくないか、正解か失敗か、敵か味方か・・・
と物事を「0か100か」で無意識のうちに振り分けてしまう「脳の癖」です。
本当は、「0か100か」のあいだ
良いか悪いかのあいだ、敵か味方かのあいだに、
グラデーション・曖昧な部分が存在していたり
プロセス・過程が存在します。
ですが、その間を削除して、
“存在しないもの”と「脳の癖」が判断し
自分が信じているモノサシ・基準だけで
判断してしまうんですね。
この背景には能力に対する信念や、
自己受容や自己肯定感が深く関わっています。
べき思考
心の中に怒りや悲しみがブワッと湧き上がってくる瞬間、
「絶対に○○するべき」
「○○せねばならない」
という「脳の癖」が自動反応しています。
自分だけのマイルールが発動している状態なんですね。
これは誰もが持っている大切なものです。
本来なら状況に合わせて「まあいいか」と
柔軟に解釈を変えても良い場面でも、
自分の過去の経験から作った独自の解釈
頑なに決めてしまっている見方を採用すると
「絶対に○○するべき」「○○せねばならない」を
自分自身や、相手に無意識に、
押し付けてしまうことになるんです。
事実を自分ストーリーに、
歪曲させてしまうんですね。
べき思考は、マイルールのため
年齢を重ねるごとに増えていく方が多いです。
その人ならではのブレない価値観や信念といった魅力や
自分を保つ心地よい防衛につながる一方で、
身近な人との衝突や、
自分の中に葛藤を生み出す
原因にもなってしまうので
事実を自分ストーリーに、歪曲したんだな、
現実ではなく“解釈”の1つなんだな
と良く反応する自分の中の
べき思考をみつけ
観察し続けることが楽に解決していける
ポイントになります。
レッテル思考
子供の頃
「みんなが持っているから、私もあのゲームが欲しい!」
と、親におねだりした経験はありませんか?
「みんなって、具体的に誰のこと?」と親に聞かれて、
うっと言葉に詰まってしまったこともあったはず。
そんな「みんながそう言っている」という大雑把な認知は、
大人になってからも、
私たちの脳の癖として無意識に繰り返されています。
一般化して、レッテルを貼り
ものごとを捉える「脳の癖」になるのです。
例えば、冒頭に出て来た
誰かの表情がフッと少し曇っただけで、
「あれ、私、何か気に障ること言っちゃったかも…」
と解釈するだけでなく、
さらにそれを
「どうせ私は誰からも好かれないんだ」
「みんなに嫌われているんだ」と、
ネガティブな解釈をどんどん大きく
広げてしまっているということです。
レッテル思考は「脳の癖」を暴走させてしまっている状態。
目の前の出来事が、極端に飛躍してしまうんです。
無意識に行っていると
相手や自分にネガティブなレッテルをペタッと貼ってしまい、
大切な人との関係も
ギクシャクしてスムーズにいかなくなってしまいます。
一度貼ってしまったマイナスのレッテルは
目の前の相手だけではなく、
巡り巡って、
自分自身の可能性をも狭めてしまうことにも
なりかねません。
「脳の癖」は変えられる
ここであなたにお伝えしたいのは
この「脳の癖」は何歳からでも、
どんな状態からでも変えられるということ。
「自分には脳の癖がある」と落ち込む必要はなく
かといって
「よし、変わろう!」と頭だけで
頑張ろうとする必要もありません。
意識すればするほど、
自分では気づけないまま、ついいつもと
同じ反応を繰り返してしまいがち
なのが私たちの脳の自動反応だからです。
私も同じ道を通ってきました
私たちの脳は、幼い頃の環境や経験の中で、
自分を守るための「考え方のクセ」や「心の反応パターン」を
少しずつ身につけていくと言われています。
その当時は、生きていくために必要だった大切な知恵。
0~6歳までの非言語の反応が「脳の癖」に大きな影響を
与えているのです。
でも、大人になって環境が変わっても、
その頃につくった反応を無意識のまま
使い続けてしまうことがあります。
私自身がそうでした。
幼い頃に自分を守るためにつくった脳の癖を、
大人になってからも自動反応で
ずっと使い続けていたのです。
もう
大人の自分に合っていないことに
全く気づけないまま使い続け
心も体も限界を迎え、
燃え尽き症候群を
3度経験することになってしまいました。
その後、心の仕組みを専門的に学び、
自分自身でも実践を重ねる中で、
ようやく気づけたのです。
それは、
「私を苦しめていたのは、起きた出来事そのものではなく、
その出来事を受け取る私自身の心のフィルターだった」
つまり「脳の癖」だったんです。
今すぐできる3分体感ワーク
もし今、
大切な人との関係にモヤモヤしていたり、
「こんな自分を変えたいのに変われない」と、一人で苦しんでいるのなら、
変えるべきなのは、生まれ持った性格ではないのかもしれません。
まずは、
「私は、どんな心のフィルターを通して、この世界を見ているんだろう?」
そんなふうに、自分に問いかけてみてください。
その答えを口に出してみた時に、
身体のどこがゆるむか?を感じてみてくださいね。
自分のことをもっと知ってみたい方へ
「自分のことを、もう少し知ってみたい。」
そう感じたなら、
次はヘリオセントリック占星術の
「地球星座」をのぞいてみませんか。
自分では当たり前だと思っていたことや、
まだ十分に活かしきれていない力を、
別の視点から見つめる良いきっかけになるかもしれません。
自分を知るヒントのひとつとして、
読んでみてくださいね。
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