「ピースを見つける」シリーズは、
頑張れてしまうあなたが、
自分の人生の主人公として、
物語の中心に戻るために必要なピースを、
お伝えするシリーズです。
この記事で分かること:実は私たちは、答えが出ない状態そのものより、「早く決めなきゃ」という焦りに反応して、心も体も疲れてしまう仕組みを持っています。一度決めたことを何度も考え直してしまうのも、この焦りが関係しています。その仕組みの鍵となる「脳の癖」とネガティブケイパビリティを一緒に見ていきます。
心はなぜ、答えを急いで疲れてしまうのか
一度決めたはずなのに、
「本当にこれでよかったのかな」と、
何度も考え直してしまう。
選択肢があると
「とにかく早く決めなきゃ」と、
焦って結論を出してしまう。
さらに、
「わからない」という状態そのものが苦しくて、
「分かりたい」「解決したい」と
原因探しに向かってしまう。
そして、原因を解決したい、と思えば思うほど
中々解決出来ないというループに入ることがあります。
目の前にあるのは、
まだ答えの出ない状況、それだけなのに、
どうしてこんなにも、
心がざわついてしまうのでしょうか。
わからないことではなく”焦り”に反応している
実は私たちは、
答えが出ないこと自体に
苦しんでいるのではありません。
心が反応しているのは、
その「わからない状態」を、
頭の中で「早く終わらせなきゃ」と
受け取ってしまう、焦りの部分です。
つまり、
頭でどんなに考えても
どうにもならないこと
“体験”をしてみないと分からないことに対して
頭だけで答えを出そうとしている状態です。
これを繰り返すとエネルギーを消耗し
疲れてしまうのです。
この時の頭の反応は
「正当化する(他人を責める)か、自分を責めるか」の二択
に分けられます。
でも実は、この正当化・自己否定はどちらも
違うように見えて、
実は同じ場所から生まれているんです。
神経反応「脳の癖」があなたを動けなくしている
この日常で無意識に起こる
「正当化・自己否定」は、
思考ではなく、
1秒以内に反射的に動く
神経の反応から来ていることが多いんです。
だから、いくら「落ち着こう」と
頭で言い聞かせても、
焦りそのものは、
なかなか消えてくれません。
思考は1~2秒ほどで始まるので
既にそのタイミングでは
焦りが生まれてしまっているからです。
そして、そんな状態を
「またダメだった」「決断力がないな」
などと自分でジャッジすると
かえって心を焦らせて、
元気を奪ってしまうこともあります。
大切な選択の場面で、
何度も同じところで揺れて疲れるのも
この、反射神経の反応が引き起こしているのです。
では、それはどうしてなのか?
それがあなたの習慣を司る
「脳の癖」
『自分を守るための反応を起こす』
癖なんです。
正当化・自己否定から、自然と抜け出す方法
正当化・自己否定とも
『自分を守るための反応を起こす』
「脳の癖」による反射神経がきっかけです。
では、それはどうすれば解決できるのか?
そのヒントが
ネガティブ・ケイパビリティ(negative capability)です。
ネガティブ・ケイパビリティは、簡単に言うと
すぐに答えや結論を出せない不確実さや居心地の悪さの中に、とどまる力のこと。
古くは19世紀の英国の詩人ジョン・キーツ、
その後精神科医ウィルフレッド・R・ビオンによって提唱された考え方で
日本では、2017年に精神科医・帚木蓬生氏の出版で知られる様になりました。
理屈や正解に飛びつかずに
疑いや不安の中に居続けられる
「正当化するか、自分を責めるかの二択から離れて、自分を理解する立場に立つ」
「答えを急がなくても大丈夫」と
思える力を身に付けることが
出来ている状態を指します。
AI時代の特徴
現代社会では
・すぐに答えを出す
・すぐに問題を解決する
・正解をみつける
ことが重視され過ぎている状態です。
さらに、AIで
答えを出すスピートはさらに早くなりました。
つまり、これからあなたは
「すぐ答えを出す」必要は
無くなっていくのです。
「焦り」「不安」を手放して「安心」に
ここであなたにお伝えしたいのは、
この「脳の癖」から生まれる焦りや不安は、
今からでも手放していけるということ。
「私はダメだ」
と落ち込む必要はなく、
かといって、
「よし、変えよう!」と
頭だけで頑張ろうとする必要もありません。
意識すればするほど、
自分では気づけないまま、
ついいつもと同じ反応を繰り返してしまいがちなのが、
私たちの神経の自動反応ですから
その神経の自動反応を把握しながら
「脳の癖」の習慣を変えていくことで
変化させることができるのです。
私も正解探しが止まらない、他人軸人間でした。
幼い頃から私は
選択を迫られる経験の中で、
「早く答えを出さないと安全じゃない」
という「焦りの癖」を、
強く身に付けていきました。
その当時は、
その場を乗り切るために
必要だった大切な知恵。
でも、大人になって環境が変わっても、
その頃に身につけた
「急いで結論を出す癖」を、
無意識のまま
使い続けてしまっていたんです。
答えの出ない時間に耐えられず、
焦って結論を出しては、また考え直す。
それを繰り返しながら頑張り続け、
心も体も限界を
迎えてしまうこともありました。
その後、
意識の変容を通じて気づけたのが
「私を苦しめていたのは、
答えが出ないことそのものではなく、
それを“早く終わらせなきゃ”と
追い立てる脳の癖だった」
と理解できたんです。
今すぐできる3分体感ワーク
もし今、
決めきれずに揺れていることがあったり、
「早く答えを出さなきゃ」と、
一人で自分を追い詰めているのなら、
変えるべきなのは、
あなたの決断力や意志力では
ないのかもしれません。
今あなたは
正解が一つではない状況を扱う力
を育てていると感じてみてください。
そう感じた時に、
身体のどこがゆるむか、
観察してみてくださいね。
自分のことをもっと知ってみたい方へ
「自分のことを、もう少し知ってみたい。」
そう感じたなら、
次はヘリオセントリック占星術の「地球星座」をのぞいてみませんか。
へリオセントリックが活かせている状態は
「脳の癖」を超えてクリアで創造的な状態を指します。
自分では当たり前だと思っていたことや、
まだ十分に活かしきれていない力を、
別の視点から見つめるきっかけになるかもしれません。
自分を知るヒントのひとつとして、
読んでみてくださいね。
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