こんにちは。リトリートガーデンのままくろです。
インナーチャイルドについて、不定期に発信しています。
今回は、我が子への嫉妬や羨望の原因についてです。
子育てには正解はなく、日々格闘で悩みはつきものです。
そんな中で、「子供を可愛いと思えない」と思う瞬間は
一度は経験することは、あるのではないでしょうか。
その中でも、よく感じてしまうという方が一定数いらっしゃいます。
そんな方へのメッセージです。
我が子がとても大切で、愛おしい反面、
無性に羨ましい。
些細な言動にイライラする。
子どもが旦那や祖父母と楽しそうに遊んでいると
自分だけ取り残されたような感じがする、
損をしているようにも感じる。
自分の心や時間の余裕が無い時は
特にそんな気持ちになることがある。
このような経験はありますか?
母親失格?!と自分を責めたり、子どもに反応する前に、自分の心の奥にある感情を知ってみましょう。
目の前の我が子に嫉妬や羨望を感じる時、
実は
あなたの潜在意識の「欲求不満」が反応しています。
この潜在意識の「欲求不満」とは、一般的に0歳から6歳ごろに取得したものの
当時受け止めきれなくて保存したネガティブな感情感覚の記憶(インナーチャイルドの記憶)
と言われています。
この解消されてない欲求とは
今目の前にいる子供と同じように、
私もあるがままの自分を愛してほしかった、許してほしかった
今私も、子供と同じように愛してほしい、許してほしい
と心の奥底で求めているということです。
私は完璧な親じゃない。与えたいと思いながらも、与えてほしいと感じていること、まずは認めてあげてください。
親とは、一般的に「与えることの喜びを味わえる」役割です。
しかし、あなたは親でありながら
「与えることの喜びを味わう」と同時に
「与えてほしいと願っている」ことを
自分で認め、許すことが必要です。
無意識の世界で、あなたは「与えてほしいと願っている」から
「与えることの喜びを味わう」と同時に
「与えられていること」への嫉妬や羨望に出会っているのです。
まず、その状態を認めてあげましょう。
完璧な人間がこの世に居ないように、完璧な親も居ません。
“何かをしてもらいたい”という欲求は
認めてあげることで、初めてホッと満足します。
見てみぬふりをしてしまっては、欲求不満が深くなるだけです。
無意識に不満を我慢していると、
それは憎悪や怒りとなって表に現れてきてしまいます。
大切な子どもや周囲の人へ欲求をぶつける前に、
あなたが、あなた自身の欲求を、まず認めてあげるのです。
簡単なケアも、ぜひ試してみてください。
感情は我慢していても、潜在意識間で伝わってしまう。子どもには、あなたの潜在意識の「欲求不満」は伝わり反応されます。
笑っているけれども、どうやら怒っている感じがする。
“あなたの為に”と言われて喜ばせようとしてくれているが、
なんだか押しつけがましくて嫌悪感がする・・・。
言葉が無くても相手の心の感情を慮ってしまうのは
あなたの潜在意識と相手の潜在意識が感情のやり取りをしているから。
特に子どもは、母親の感情に敏感です。
口に出していなくても、我慢していればしているほど、
あなたの感情は、無意識下で伝わってしまいます。
ではどうすればいいか?
意識的に感じる感情と、無意識(潜在意識)の感情が
バラバラになっている事に
気づき、認めてあげるのです。
バラバラの矛盾した感情を持っている、
そんな、あるがままの自分を認められるようになると
あなたの潜在意識(インナーチャイルド)は満足し
矛盾した感情から徐々に解放されていきます。
あなたの本当の感情を取り戻すために、
あなたのインナーチャイルド(潜在意識)との心の触れ合いは不可欠なのです。
自分の心の矛盾の解決には
旦那も子どもも巻き込む必要はありません。
これは、あなたとあなたのインナーチャイルドの中で
必ず解消できる問題です。
時間はかかるかもしれませんが、
まず認め・許すことで
必ず心が軽くなる感覚を得ることが出来ます。
あなたの世界を、インナーチャイルドと一緒に居心地の良い安全な世界にしていくために。意識と無意識の感情を一致させていきましょう。
子どもがとても大切で愛おしいのに、可愛くないと思う事がある。
無性に羨ましくて、イライラ、嫉妬や羨望を感じてしまう。
この矛盾した感情は、意識(顕在意識)と無意識の矛盾
「与えることの喜びを味わいたい」のに
「まず私に与えてほしい」と感じていることが原因とお伝えしました。
このように、潜在意識と顕在意識がバラバラな感情を持ってしまっていても
気づけないことがあるのは
あなたが子ども時代、両親と
心のふれあい
≒意識と無意識が一致している状態で
相手と接すること
が満足に出来なかったことが一因かもしれません。
両親が
意識と無意識が一致している機会が多くはなかった
のかもしれません。
誰かと心から繋がる感覚・経験が少なければ
意識(顕在意識)と無意識の矛盾に気づけなかったりするのも当然のことです。
でも大丈夫。
あなたの潜在意識(インナーチャイルド)の
「欲求不満」が反応してしまう時
認めてあげる
ただそれを繰り返していくうちに、
インナーチャイルド(潜在意識)の記憶
親として「与えることの喜びを味わいたい」のに
「まず私に与えてほしい」とインナーチャイルドが記憶を通じて欲求していること
がケアされ
感情を我慢したり、矛盾した想いをすることが減っていくはずです。
今からあなたは
本当の感情を取り戻し
人と心の触れ合いができるようになります。
あなたの無意識の世界で、誰かとつながり
一人ではないことが実感できるようになります。
あなたは自分が安心できる世界を作れます。
母親失格だなんで思わないで大丈夫。
これから一緒にインナーチャイルドケアをしていきましょう。
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