こんにちは。リトリートガーデンのままくろです。
インナーチャイルドについて、不定期に発信しています。
今回は、相手に求めすぎている、期待しすぎている、と感じた時に行う
簡単なインナーチャイルドケア
についてご紹介です。
なんで上手くいかないのだろう、なんで●●してくれないんだろう・・・期待や不満が大きくなっている時は、自分の内側に思いが溜まってきたタイミング。
子どもやパートナーに対して
どうして言う事を聞いてくれないんだろう
なんで、分かってくれないんだろう、と
不満が募ってくることは、誰にでもあると思います。
不満が溜まりすぎると
コップから水が溢れるように
不満や不安が怒りに形を変えて、口や態度から出てしまう、
イライラをぶつけてしまって後悔する、ということもあるかもしれません。
実は、この期待や不満が大きくなること
イライラが抑えられなくなってしまうこと
全て、その理由が自分の中に在ることは知っていましたか?
自分の中の不安や恐怖を吐き出して、認めてみる。すると、相手への期待やこだわりを手放せる。
後で振り返れば、後悔するような行動をとってしまった時というのは
意識的に感じる感情と、無意識(潜在意識)の感情が
バラバラになっている状態である、といえます。
そのため、自分の中のインナーチャイルドが違和感を感じ
不安と恐怖から逃れる為に、
自分ではなく相手に
問題解決を委ねてしまっている
状態なのです。
特に、小さい頃
両親に従っていたほうが安心安全を得られる
と記憶しているインナーチャイルドだと
自動的に相手に問題解決を委ねる
という事が無意識的に癖になっているという可能性もあります。
まずは、
相手が問題解決をしてくれると勘違いしたまま
の自分の状態を
気づき、認めてあげることが重要です。
本来、あなたの欲求は、あなたでしか、
叶えてあげることはできません。
それを思い出していくためにも、
今
自分の問題解決は自分でしかできないのに、
自動的に相手に問題解決を委ねてしまっている
その、バラバラの矛盾した状態自体
あるがままの自分を認められるようになると
あなたの潜在意識(インナーチャイルド)は満足し
矛盾した感情から徐々に解放されていきます。
また、認めたうえで、自ら不安と恐怖、怒りを抑える行動をとると
スッと気持ちが落ち着けられ、
徐々に怒りの行動をとる前に、
気づき、予防できるようになります。
相手に求めすぎる・期待しすぎることを簡単に止められる、風船ワーク。続けることで、自分で問題解決が出来るようになっていく。
まずは、リアルタイムで
「相手に求めすぎている、期待しすぎているみたいだ」
と認知することが最も重要です。
認知できただけで、もう問題解決はほぼ出来ています。
自分のインナーチャイルドにきちんと向き合えているからです。
「相手に求めすぎている、期待しすぎているみたいだ」
と認知できたら、
今、自動的に相手に問題解決を委ねてしまいそうだった
とインナーチャイルドと一緒に振り返ってください。
この時点で、冷静になり
イライラや不安がどこかに行く感覚を持てる方も居るかもしれません。
イライラがおさまらない、上記の様なことは
難しくてできそうにない、という方に
イライラや不安を抑えることのできるワークを
ご紹介します。
風船のワーク
イライラしてしまった時、怒りが収まらない時
そのイライラや怒り、不安を思いっきり口から出して
風船を大きく大きく膨らましてみてください。
そして、めいっぱい膨らんだら、
天高く、思いっきり投げ上げてください。
あなたの感情が風船と共に空高く飛ばされ
心が平常心に落ち着いていく感覚を息を吐きながら味わってください。
風船のワークは
アメリカの児童福祉施設から生まれた
コモンセンスペアレンティングでも
紹介されています。
子ども同士のケンカや、癇癪を収めるのにも有効なので
まずはお子さんに教えて試してみるのもおすすめです。
我が家の姉妹のきょうだいゲンカの仲裁に大活躍でした。
気づく、ということから全てが好転していく。まずは気づけた自分を褒めてあげて。気づけなくても、簡単な対処法を知っている自分を信頼してあげよう。
今回は、相手に求めすぎている、期待しすぎている、と感じた時に行う
簡単なインナーチャイルドケア
についてご紹介しました。
この期待や不満が大きくなること
イライラが抑えられなくなってしまうこと
全て、その理由が自分の中に在る。
「相手に求めすぎている、期待しすぎているみたいだ」
という時は、
今、自動的に相手に問題解決を
委ねてしまいそうだった
と認知することで、
自然と相手から自分へとフォーカス出来る様になり
相手への期待やこだわりから離れられる。
中々離れられない時は
感情を落ち着ける風船ワークをやってみる。
という事をぜひ、お試ししてみてください。
ワークは、パートナーやお子さんと一緒に覚えると
皆で思い出せてフォローしあえるようになるのでおすすめです。
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