働きながら妊娠出産したい、でも上手くいくのか、、周りに結構先を越されてるし、、仕事も成長したいし、、と悩みながらも2人の姉妹を妊娠出産でき、何とか育児できているままくろです。
・働きながら妊娠出産したい
・どんなことが大変だったか事前に知って対処したい
と感じている方のお役に立てればと思っています。
NICUに届ける搾乳をとにかく頑張った5日間
出産後、NICUに入った我が子。出産当日は痛みに耐えながら睡眠。翌日より、看護師さんからの搾乳レクチャーが始まりました。会陰切開をして縫合されていたので、トイレと搾乳ルームに行く道のりだけでもズキズキ、くたくたに、、、。けれども、NICUでこれから頑張る我が子に私ができることと言えば搾乳を持って行くことだけ。同じくNICUに子どもを預けているママと、3時間おきに搾乳ルームに集いました。看護師さんは夜間でもきっちり3時間おきに起こしに来てくれました・・・。
色々なブランドの搾乳機を試し、結果電動式を退院時に購入
1人目の際は、ピジョンの手動式を購入していました。搾乳ルームにはメデラとピジョンの搾乳器が手動・電動式共に複数あり、どれも試してみました。搾乳のリズムを変えられたり、ブランドの種類によっても圧が違ったりしたので、試せたのは良かったと思います。また、退院後もNICUに持って行く搾乳を続けなければならなかったので、退院時に西松屋でピジョンの電動式を購入しました。
手動か電動にするかは、購入を急がず入院期間で検討してもいいかもしれません。我が子は、私が退院するまでに自力呼吸ができるようになったため、NICUからの退院の目安は約1ヶ月と言われました。自力呼吸ができない場合は、倍の約2ヶ月になると言われていたので、搬送から4日間、お腹で成長してくれて本当に良かった、と思いました。
電動式を購入したことで、容器を洗う手間も手動よりパーツが少なくて楽でした。産婦人科でレンタルして使い勝手を確認してから買うのがおすすめです。
NICUには毎日数回通い、眺めながら涙
NICUに入るには、消毒などが数回必要で、両親は24時間面会可能、祖父母は日中の決められた1時間のうち、1人だけという事でした。
私が退院してから、1ヶ月毎日通うのは難しいと思ったので、せめて入院中は会いに行こうと1日数回通いました。処置をしてない時であれば、椅子に座って眺めることが出来ます。退院までに手を入れてなでるホールディングと、抱っこのカンガルーケアを1回づつできました。哺乳や身の回りの世話はできません。写真撮影も初めは不可でした。
小さい体と、鼻や口から出ている管を見ては涙が流れました。今思えば情緒不安定だったのです。いつ退院できるのか、障害はないのか、心配が募っていました。。
同じようなママが多くいて、搾乳ルームで子どもの状態について話してお互い励ましあっていました。また、看護師さんからは、毎日の様子をメモしたものをいただいて、応援してもらいました。
・体重1873→1760gに(減少するのは問題ないのだそう)
・哺乳量は3→17mlに
・自力呼吸が出来る様に
カンガルーケアとは
私が入院した病院では、NICUに入院している間に、赤ちゃんを抱っこする時間として説明がありました。NICU内の一角にカーテンで囲まれた揺り椅子(ロッキングチェアーの様なもの)があり、そこに座って、30分ほど赤ちゃんを胸に抱くことが出来ました。
赤ちゃんの呼吸が安定したり、ママの気持ちも安定する、という説明を受けました。カンガルーケアをしている際の写真も撮ってもらいました。出産4日目に自力呼吸が出来る様になったので、抱っこが出来ましたがそうでなければまだ先になっていたと思います。初めて抱っこしたときの小ささと軽さは、37週で生まれた1人目の時と比べものにならなくて、びっくりでした。
退院までに赤ちゃんを抱っこできて、本当に嬉しかったです。そして、退院後はNICUに通う日々が始まりました。
入院中の反省
産休1週間前に突然の破水から搬送、処置、出産、、、と目まぐるしく過ぎ、入院中は自分と赤ちゃんの処置への手続き、仕事先への連絡や手続きなど書類の書き込みも多く、さらに3時間おきの搾乳、順番が決められているシャワー時間など、総合病院ならではの決まり事が多く、ゆっくりベッドで寝る時間がほとんどなかったです。睡眠不足とドッと出た疲れ、NICUに入院している我が子の心配に、上の子にも急に入院することになって申し訳なさを感じていました。
こればっかりは、コントロールできることではないので、自分を責めずに、ただ目の前のことを受け入れて休める時に休む、をもっと意識すれば良かったと思っています。
無駄にパジャマなどの洗濯や、売店への買い物も自分でこなしていたので、もっと家族にも頼れば良かった・・・と思っています。
どうか早産の方は無理せずに、ゆっくり回復してください。
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