こんにちは。ままくろです。
今回は切迫早産についての体験を書きたいと思います。
・働きながら妊娠出産したい
・どんなことが大変だったか事前に知って対処したい
と感じている方のお役に立てればと思っています。
突然の破水から出産までの4日間の体験記
1人目の妊娠出産は早産でなく、通常分娩でしたので、2人目の切迫早産は思いもよらないものでした。当時不安で不安で仕方なくて、入院のベッドで色々検索していました・・・。
私の体験が同じように早産で不安を感じている方の安心材料になればと思い、切迫早産からその後のNICU体験なども記録したいと思います。
1日目:21時頃、長女を寝かしつけて立ち上がった時に破水
長女の寝かしつけを終え、ベッドから起き上がった時、さらっとした液体が流れてくることを感じました。すぐに、これは尿漏れじゃない!破水かもしれない!と思いました。旦那に報告しタクシーで、私だけ入院バッグを持ち先にかかりつけの婦人科へ。その間夜用ナプキンが耐えられないほどの羊水が流れ出ていました。
診察の結果、破水という事で早産児の対応ができるNICUのある病院に救急車で搬送という事になりました。旦那と長女には、搬送先の病院で落ち合うことに。
このまま生まれてしまうんじゃないか・・・と不安な中、搬送先の病院でも内診が行われ、32週だったため1日でも長くお腹に居られることを優先しましょう、という判断になりました。
赤ちゃんの肺が完成していない可能性があるので、肺の機能を作るステロイドの筋肉注射を行いました。とっても痛かったです、、、その後ハリどめの点滴をして病室に。陣痛が来るかも、、、と心配していましたがこの日は来ませんでした。
入院時、看護計画の書類2つに輸血の承諾書類、帝王切開と麻酔の説明に同意書などに署名が必要でした。破水して処置を受けながらの対応は難しかったので、搬送時、大人は1人必要だったなと感じました。
2日目:発熱、再度の筋肉注射で不安が増す
破水した翌日はまた筋肉注射をしました。「注射をして約2日で効果が現れるのでもう少し赤ちゃんにお腹にいてもらおう」と担当女医先生より説明がありました。お腹のハリは収まり、流れる羊水の量も安静にしているからか、搬送時よりも落ち着いてきました。
破水しているのに、妊娠継続ができる理由を先生に伺った所、羊水は毎日新しく作られるので、破水した箇所によってはそのまま赤ちゃんが子宮に居られるとのこと。しかし、破けたことで子宮内と外が繋がっているため、最近完成していないかの血液検査と予防の点滴を行い、少しでも以上が見られたらすぐに分娩するとのことでした。
この時は38℃の熱が出ており、朦朧としていましたが、突然の入院を受け入れてこれからのことを考えるので精いっぱいでした。
長女の保育園の送り迎えなどは、急遽義母に依頼。旦那もいきなりのことで大変だったと思います。
会社への連絡は破水した日の夜に旦那から上司へ連絡と状況説明をしてもらいました。てっきり搬送後そのまま出産になるかも、、、と思ったので。産休に入る1週間前のことだったので引継ぎや挨拶もできないままになるのか、、、と落ち込みました。
3日目:お腹がふわふわに、陣痛が始まる
ベッドで安静にしたことによって、今までにないくらいお腹がふわふわの状態に。ずっとお腹が張っている状態だったということに今更ながらに気づきました。そして、32週で生まれた赤ちゃんに、何か障害が出てしまうんじゃないのか、NICUに入った場合の赤ちゃんはどんな生活になるのか、いつ退院できるのか、、、不安なことを検索しているうちに陣痛が始まってきました。
1時間おき~30分おきくらいに来る陣痛に耐えながら、ご飯を食べ安静にするのは本当に時間が長く感じました・・・。夜はラジオを聴きながら陣痛に朝まで耐えました。うとうとするぐらいで、破水してからしっかりと眠れる時間は無かったです。
4日目:2日間続いた陣痛から、いきなり全開で出産開始
陣痛は3日目から続いており、1時間おき~30分おきくらいに痛みを感じていました。落ち着いている時を見計らい食事やトイレをしたり、少しでも休めるように目をつぶったりしていました。
18時頃、数日まともに寝ていないことで本当に体力の限界を感じ、もう無理だ・・・と心が折れそうになった時、いきなり下腹部に赤ちゃんがズゴッっと降りてきました。その痛みに耐えられず、すぐにナースコール。内診ですぐに分娩室に。なんと1時間もかからずに出産が終わりました。
ナースコールを押した時点で、いきみだしていたよ、と看護婦さんから聞かされ、入院中で近くに沢山看護師さんが居て本当に良かった・・・と思いました。
旦那さんには、看護婦さんが連絡をしてくれていたのですが、あまりの速さに出産には立ち会うことが出来ませんでした。赤ちゃんは出産後写真を撮ってすぐにNICUに。しばらくは胎脂をつけたままにする必要があるということで、すごく汚れた状態の赤ちゃんと私の写真が残りました・・・。
切迫早産の原因は何だったのか
破水の原因について先生と話しましたが、これといった原因はわからないとのこと。ですが、お腹のハリだったり、疲れやすさなどを経産婦だからとそこまで気にせず無理して生活していたのかも、、、と反省しました。
切迫早産の入院中に準備していて良かったもの
突然の入院を経験して、備えは大切だなと感じました。退院まで約9日間の短い時間ではありましたが、準備していて良かったモノ一覧です。
準備していて良かったモノ
・入院グッズ一式 :妊娠7ヶ月時点から玄関に準備していて本当に良かったです!
・イヤホン :入院中、携帯のアプリ「ラジコ」でラジオを聞いていました。TVよりもラジオのほうが気が休まりましたし、消灯後も便利です
・夜用ナプキン :破水用のパットは1日1枚程しか支給されなかったため、夜用ナプキンを買う必要がありました。安静しなければならないので売店にも行けなかったので、入院グッズに入れていて本当に良かったと思いました。
・洗濯洗剤 :入院が長引くとは思ってなかったし、また総合病院に入院するとも思っていませんでした。個人の産婦人科と比べて自分で準備しなければいけないものが多く、タオルなども購入やレンタルをすると高いため、足りなくなった洋服は自分で洗濯をせねばならなかったので、総合病院に入院する際はあると便利でした。
次回は出産後退院までのNICUの様子を紹介します。
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