こんにちは。リトリートガーデンのままくろです。
インナーチャイルドケアについて、不定期に発信しています。
今回は、自分と向き合い始めた方がぶつかる
両親への気持ちとの付き合い方
についてご紹介します。
「許したいのに、許せない」と感じているのは、まだ許したくないだけです。
自分と向き合う時間(潜在意識であるインナーチャイルドのケア)
を取り始めると
不思議なほど湧いてくるのが、
子どもの頃の自分の記憶
両親との出来事の記憶です。
それも、楽しい事だけでなく
怒りや悲しみを感じる出来事の記憶が
思い起こされます。
それもそのはず。
インナーチャイルドの潜在記憶とは、
良い記憶・悪い記憶どちらのことも指しますが
一般的に多いのは潜在記憶で過ごしていた
0~6歳頃に取得したものの、
当時受け止めきれなくて保存した
ネガティブな感情・感覚の記憶
が主だからです。
自分と向き合うというのは
潜在記憶を整理することに他なりません。
そのころの記憶が
「あれも」「これも」
と引き出してくれているのです。
許せないのではなくて、
まだ引き出すことに手一杯で
許したくないだけです。
相手を許そうとする前に、自分の思いを出し切る。そうすると、より深く、自分をを理解し、許せない自分も受け入れられるようになります。
誰かを受け入れるには
まず、自分を受け入れる所から始める必要があります。
ただ、自己受容、自己肯定感が低い
と自覚がある人ほど
腹の中に感覚を溜め込んでいる
可能性があります。
はらわたが煮えくりかえる、腹が立つ、腹黒い・・・
と言われる様に、負の感覚は、内臓が抱え込んでいます。
女性では子宮、男性では丹田に
溜まり続けると言われています。
負の感情を潜在意識から思い返すのと同時に
お腹の底から思いっきり「許せない感覚」を吐き出すことが必要です。
文章として書いても良いですし
信頼の置ける方に話しても良いと思います。
同じ話でも、もう自分が話したくなくなる、忘れるくらいまで
何回も何回も
出し続けて良いのです。
もし、どこにも吐く所が無ければ、
コメントをくださっても大丈夫です。
親を許せない自分ごと、ふっと手放すことが出来る時が来る。だから「親を許せない自分」を許そうと頑張らなくても大丈夫。
親を「許したいのに、許せない」
と思っている心の中には、
「親に感謝しなければならない」
「親を憎んではならない」
「今生きているのは親のおかげなのだから許すべき」
という無自覚の決めつけがあるかもしれません。
今ここにいる自分の感覚・感情に正直でないままに
許そうとしても許すことはできません。
自己受容、自己肯定感とは
“ノンジャッジ“。
親を「許したいのに許せない」自分のことを
「許せないのはこんなことがあったから」と吐き出す自分のことを
そのまま良いも悪いもなく受け入れるのです。
欲求は
認めてあげることで、
初めてホッと満足します。
無意識に不満を我慢していると、
それは憎悪や怒りとなって表に現れてきてしまいます。
あなたが、あなた自身の欲求を、まず認めてあげるのです。
あなたがあなた自身の欲求を認めれば認めるほど
あなたのインナーチャイルドは満足し
ネガティブな記憶は整理されていきます。
覚悟やタイミングのせいにしなくても大丈夫。自分の感情と感覚と向き合うことをゆっくりでも続けられたら、手放せる時はきっと来る。
すぐに変化を感じられない自分に対して
覚悟が足りないのかも、今じゃないのかもしれない、
などと不安や焦りを感じる必要はありません。
意識的に感じる感情と、無意識(潜在意識)の感情が
バラバラになっている事に
気づき、認めてあげるのです。
バラバラの矛盾した感情を持っている、
そんな、あるがままの自分を認められるようになると
自然と
「許したいのに許せない」自分ごと、
ふっと手放せます。
日常生活で「許したいのに許せない」自分
が湧き上がってきた時、
憎悪や怒りとなって表に出す前に
ただ気づいてあげる。
そして、気づいた
「許したいのに許せない」自分
を、そばにそっとおいて置ける
ようになります。
どうか、自分を責めないで。
あなたはあなたのままで大丈夫なのです。
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